日々

保険証が見つからなかった。

 

なぜか。

 

保険証を探していたのを忘れていたからだ。

そもそも探しものがあること自体を忘れていた。

 

どうにも見つからない訳だ。

 

今朝、強い意志を持って探し始めた。

というかどうしても必要な期限が迫っていることに気がついたからだ。

 

何かが気になると、すぐ忘れてしまう為、

慎重に、

気が逸らさなれいように十分に気を配り、

「保険証を探す」という命題に意識的に集中しながら、

探す。

 

見つけるまでは他のものに手を出さないという、

強い意志を持って、

探す。

 

途中で、

「あー、この葉書、ここにあったんだ!」

という攻撃にあう。

 

「部屋を片付けていたと思ったら、いつの間にかもっと散らかった部屋でガラスの仮面を読んでいた。

何を言っているのか(以下略」

というような経験がある方にはわかるだろう。

この攻撃の破壊力が。

 

なぜ1975年から連載していて、まだ連載中なのだろう。

なぜこんなにも面白いのか。

ていうか最初は携帯とか無かったのに。

漫画『ガラスの仮面*1

上記リンクはネタバレありなので、最新刊まで読んでからでなければ、開いてはいけない

 

 

応用学習:

 

発展学習:ベストセラー本の一覧 - Wikipedia

 

 

今の展開速度ならグイン・サーガの悲劇再び、とはならないはず―――誰もがそう信じている。

いや、信じたい。

グイン・サーガ

 
 

グイン・サーガ』は、栗本薫によるヒロイック・ファンタジー小説。頭の戦士であるグインを主人公として、架空の世界、架空の時代に生きる、彼を中心とするさまざまな人物のの波乱を描いたサーガ大河小説)。『三国志』を彷彿させるような、と国とのあいだで繰り広げられる戦争、策謀、興亡の歴史を背景として、その宮廷、あるいは市井に生きるさまざまな人物の野望、妄執友情、決別、恋愛といった愛憎が織りなす壮大な人間模様を紡ぎだしていく。1979年(昭和54年)9月の第1巻『豹頭の仮面』の刊行以来、コンスタントに巻数を重ね、100巻を越えてなお多くの読者を獲得しているベストセラー小説シリーズである。 

作品史

 

シリーズ開幕当初から正伝のみで全100巻という構想が明かされており、2005年(平成17年)4月には第100巻となる『豹頭王の試練』が刊行された。もっとも、100巻で構想通りには物語は完結せず、それどころか、完結に至るまでにはまだ多くの展開が残されていることは確実で、どこまで続くかは作者自身にも予想がついていないとされていた。正伝が130巻、外伝が21巻(上下巻1編を含むため22冊)刊行されたが、著者が死去したため未完に終わった。正伝125巻発行時点での発行部数は累計3000万部以上。

グイン・サーガ - Wikipedia (大文字太字は筆者による)

 

ちなみに、栗本薫と言えばイチオシはこれである。

 

 

表紙の絵に見覚えがあると思うが、吉田秋生である。

    

 

古くは「バナナフィッシュ」が有名であるが、私は至高の一冊として「櫻の園」をあげたい。 

  

櫻の園 (漫画)

櫻の園』(さくらのその)は、吉田秋生オムニバス漫画1985年から1986年にかけて『LaLa』(白泉社)に連載された。

概要[編集]

女子高校演劇部に所属する生徒たちの心模様を描く。全4章から成り、各章のタイトルは「花冷え」「花紅」「花酔い」「花嵐」と季語となっている。

毎年春の創立記念日チェーホフの『桜の園』を演じるのが伝統になっている女子校・桜華学園で、演劇部に所属する少女たちの葛藤を通じて、少女たちの人間関係と心理を描いた。

1990年じんのひろあき脚本、中原俊監督で実写映画化された。2008年11月、中原俊監督がふたたびメガホンを取り福田沙紀を主演に迎えてリメイクされた。

また、映画と同じじんのひろあきの脚本で舞台化(演出は堤泰之)され、1994年4月東京芸術劇場にて初演、同年10月青山円形劇場にて再演、2007年6月と2009年4月に青山円形劇場で再演。

櫻の園 (漫画) - Wikipedia (太字大文字は筆者による)

 

リメイク版は観ていないが(というか今のところ見る気もないが)、「少女」というカテゴリを愛でる心を持っている人ならば、この映画は必見である。

どういう感じかというと、詳しくはamazonレビューを参考にされたい。

 

 

「少女」と言えば、氷室冴子の初期作品である「白い少女たち」も素晴らしい。

 

 内容が素晴らしいのは言うまでもない。

「少女」愛好家ならこの表紙だけでも鑑賞して頂きたい。

注目してもらいたいのはこの本が出版されたのが、1978年であることだ。

この表紙が初版なのかは知らないが、「絶対領域」なる言葉が認知される以前に作成されたものであるのはまず間違いないと思う。

 

氷室冴子と言えば、「なんて素敵にジャパネスク」や「海がきこえる」が有名である。

 

次第に『Cobalt』以外にも活動の場を広げ、徳間書店のアニメ情報誌『アニメージュ』で連載した『海がきこえる』は1993年(平成5年)にスタジオ・ジブリでアニメ化された。

氷室冴子 - Wikipedia

 

なんて素敵にジャパネスク」は漫画化により、現在は上のような絵になっているが、私が愛読し、新刊を心待ちにしていた当時は違うイラストだった。

 

↓ 

  

 

氷室冴子は、

(ひむろ さえこ、本名:碓井 小恵子(うすい さえこ)、1957年1月11日 - 2008年6月6日)は日本の小説家。1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家であり、かつては正本ノン、久美沙織田中雅美とあわせてコバルト四天王と呼ばれていた

氷室冴子 - Wikipedia (太字(以下ry

小説家である。

なぜここに、この日付が入っているのだろうか……。

 

 

つまり、何が言いたいかというと、グインサーガの悲劇である。

銀の海 金の大地

銀の海 金の大地』(ぎんのうみ きんのだいち)は、氷室冴子による日本少女小説イラスト飯田晴子が担当している。略称は「銀金」。

概要

古事記にある「狭穂毘古(さほひこ)の叛乱」の物語に前後を付け加え、脚色したストーリーとなっている。 キャッチコピーは「古代転生ファンタジー」。このコピーはすべての単行本の表紙にも印刷されている。

 

雑誌「Cobalt」上で1991年10月号から1995年4月号にかけて連載され、序章にあたる「真秀の章」が完結した(単行本で全11巻)。作者のあとがきによると、少なくとも全20冊に及ぶ予定の長編で、次は佐保彦を主人公とした「佐保彦の章」が執筆されるはずだった。しかし、その後13年ものあいだ、このシリーズが再開されることはなかった。
やがて2008年6月6日に作者が死去。未完の作品となった。

銀の海 金の大地 - Wikipedia

 

……ラノベやらヤングアダルトだのいう言葉が、まだ登場していないか、もしくはマイナーだった時代。

これについてはそのうち別記事で書きたい。

 

で、作者がいなくなる前に、既に未完のまま終わってるんじゃね?との疑問があると思うが、例えばコバルトの代表作家の一人として数えられるであろう藤本ひとみ氏は「もう女の子の気持ちはわかったから書かない」と何かで述べたと言われている[要出典]

 

実際に、Wikipediaにも未完が連発されている。

ライトノベル(※ライトノベル項より一部抜粋)

ちなみに言うと、マリナもユメミも花織もすべて面白い。

 

面白いと言ったって今更コバルトも無いだろうと思うだろう。

思うでしょ?

私もそう思う。

だがあえての藤本ひとみ押しである。

なぜか。

それは現在は歴史モノなどを含めかなりなジャンルを書いているからである。

詳しくは藤本ひとみのWikipediaを参照されたい。

 

 

ラノベ出身者が書いた本なんて、と思うジャン?

どうせページの白い本だと思うジャン?

 

別にそれでいい。

そう思っていればいいさ。

しかしこれを読んでどうだろう。

「全俺が震撼した衝撃の事件」、後の「マリリン・モンロー事件」である。

 

事件の概要はこうだ。

 

「銀バラ」と「さくらんぼ聖書」を与えて純粋な乙女に育てようとしていた10歳の少女に、いつの間にか「マリリン・モンローという女」を読まれていた。

 

                   やつを追う前に言っておくッ!

                      おれは今やつの読書力をほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解をえていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれはに「さくらんぼ聖書」を与えていたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ              思ったらいつのまにか「マリry」を読まれていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人      な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ       おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \     読書だとか速読とか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ  そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/` /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

 あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!とは (アリノママイマオコッタコトヲハナスゼとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

気になる人は両方読んでみてほしい。(いないと思うけど)

 

なお、その後下記のような本(もう忘れた)も続けて読んでいた。

 

 

本当は面白いとかどうとか偉そうに言う立場にはないが、長期にわたり10代の女の子に向けて書いていて、そしてそれが実際に受け入れられていたということは、10代の読書系の訓練というか実戦というか語彙力というかなんかそいういう不足があっても、魅せ読ませ理解させることができる人なんだろうなと推察するに十分な根拠になると思う。

あと「未完」についても、色んな理由から、作者の自由だと思っているので、読者としては残念でも、むしろ未完のままにできることは、あれこれな理由でいいと思っている。(長くなるので割愛)

 

そして、これらの事柄については、

「その間僅か8秒ッ!」とか 「わずか0.05秒に過ぎない」とか測定されるくらいの時間で考えた無駄なことである。

考えたという実感のないほどの瞬間だったので、脳内をよぎった、という表現の方が似つかわしいか。

ちなみに、これを書いている瞬間に思い浮かべているのは「東京大学物語」である。

 

知らない人の為に引用。ググるとネタバレも出てくるので、ググる前に読むこと。

 東京大学物語』(とうきょうだいがくものがたり)は、江川達也による日本漫画1992年から2001年にかけて、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載された。ドラマ化、映画化もされ、1500万部を超えるヒット漫画となった。江川の代表作の一つであり、最大のヒット作である。

 

随所に見られる斬新な演出(延々と村上の心理描写が続けられたあとに決まって表示される「(この間0.-秒)」、村上の尋常ではない表情の変化など)が本作の特徴である。連載初期はオナニーなど性的なネタを絡めつつもプラトニックな恋愛が描かれていたが、単行本第5集以降、過激な性描写が顕著となっていった。一話が丸々セックスシーンのみというエピソードも存在した。

東京大学物語 - Wikipedia

 

そしてどんな風に記事を書いていたかというと、

保険証が見つかったので、

パソコンを立ち上げて書き始め、

煙草を吸いに喫煙可能な場所に行き、

Wikipediaを見、

amazonで検索し、

HTML編集画面に行き、

コーヒーを淹れ、

タイトルを書き、

google検索をし、

読みかけの小説を半ページ読み、

コーヒーを飲み、

キーボードを叩き、

ニコ動を再生し、

パソコンの付箋機能を利用し、

煙草(以下ry

マウスの動きが悪くなり、

コーヒーを飲み干し、

アフェリエイトを貼り、

洗濯物を3つばかり畳み、

改めて記事を書き始め、

たb

ティファールでコーヒー用のお湯を沸かし、

畳んだバスタオルを洗面所へ持って行き、

再度ブログ編集に勤しみ、

ヤマト運輸さんの来訪に対応し、

コーヒーを飲もうとして熱すぎて口からダバァし、

空いた煙草のボックスを踏み潰し、

記事を書き、

靴下を1組しまt

(本記事末尾という未来から戻ってきて)タヒねばいいのにと思いつつ間違いを確認し、

頭だけでなく姿勢も悪いので足がしびれてきて、

な(これ以降の文章は、下書き保存しようとしたら目が [×_×] こんな感じの人が出てきて妨害されたのでありません)

 

BGM:

 

ここから、脱線部分を書く前にさらっと書いた結末部分。

もう挫けたので、ほとんどそのままにしておく。

めんどくさい。

 

***

――見つかった。

 

絶対あると思って何度も探した診察券ケースの隣に、

ひっそりと佇むお薬手帳の中に、

それはあった。

 

感動の再会。

 

そこには、

「灯台下暗し」という使い古された諺だけでは表現しきれない感動があった。

 

 

これが私の日々である。

 

***

 

と終えようと思ったがエラー画面が出て更新したら書いている最中を描写した部分がそっくりなくなっていてその上[記事の管理]からこのページに行っても無くて

【速報】たくさん書いたのに記事が消滅した

【速報】なぜか更新ボタンも消滅した

と書いていたところ、よく見ると[記事の管理]には[下書き]というタブがあってそういえばそこにリアルタイムに保存される仕様になっているのだということを思い出してはてなさんを尊敬したが、

【緊急速報】上の速報を書いていたらバーにが現れて緊急地震速報の音が流れた

【速報】上の緊急速報を書いていたら「もしかしたら午後になんかしなきゃいけないことがある日かもしれないのでそれを思い起こすきっかけとする為」に毎日鳴らしてる携帯のアラームが鳴り始めた

 【速報】もうみんなもこれ↑でも聞いてなんか色々とどうでもよくなればいいのにと思ってたら速報を書いていて止まるまで放置していた携帯のアラームがスヌーズ機能で再度自己主張を始めた(そしてこの「た」を入力した瞬間に華麗に追い討ちをかけるように畳み掛けるように鳴り出すアラーム。スヌーズ恐るべし)

【午後のニュース】容疑者は「トイレットペーパーを買いに行くのも面倒になってしまった」 などと供述しており……一歩間違えば「済んでしまったのに紙が無い」などの大惨事が……どうでもいいけどマカロン食べたい……

という事態になってなんていうかもうタヒねばいいのにと思ったが、注意力に欠陥があるかもしれないという子でも、なんとか六大学とか言われる大学に入ったり卒業したりできる一事例を示す為、恥を忍んでこの文章を晒す。

なお大学を卒業したからといって、必ずしも注意力のある大人に育つとは限らないので、その辺についてはまたそのうち書くかもしれないが、こんな状態なのであまり期待しない方がよい。

そもそも大学は学びたい教授とか割と具体的に研究したい何かの分野で秀でてるかどうかで選べた方が幸せだと思うし、学歴はたまにもしくはある程度重要な局面で役立つとは言えるけど幸せの条件ではない、ということが分かったというか自分なりに腑に落ちたのはそれなりの年齢になってからでございます。

 

※専門家ではありません

※注意欠陥の「確定診断」は受けたことがありません

※なんかが改正されてナルコ以外の大人には処方できませんかなんかそういうことになって処方が変更されるまである程度の期間他のあれこれの状態を考慮したり主治医と相談した結果としてリタリンを飲んでいたことがあります

 ※という注意書きをつけてみたが、やっぱり不安になりましたので、本記事は全てフィクションですと明言しておく

 

 

 

 

 

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