掃除・片付けのモチベーションを上げる言葉

気になるけどなかなか思う通りに行かないのが、部屋片付け。

モチベーションを保つのに、私もよくネットで名言集を見ることがあります。

お片付けの本も参考にしつつ、頑張って片づけましょう!

 

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まずはノートを手元にご用意下さい。

片づけの記事を読むときには、つい読むだけで時間が経ってしまい、肝心の片付けにたどり着けないことも。

その為、すぐにアクセスできるアナログな自分用の名言集を作成し、1,2分でさっとモチベーションを上げられるようにするのがおすすめです!

 

 

matome.naver.jp

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*欲しいと思っているものを手に入れる為には、先に身の回りにある余計なものを捨てること。

 →迎えるスペースを用意しておくというのは、単に物理的なものに限らず、それを楽しむ為の時間的余裕なども含まれます。旅行がしたい、習い事に行きたい、といった時間を取られることをしたいと思っていれば、その為に「しないことを決める」、つまり習慣になっている余計な時間がないか見直すなどの「時間・行動の取捨選択」をする必要が。

  また、欲しいものの余地を作ることは、意識の中にそれにフォーカスするアンテナができる為、より欲しいものを手に入れるチャンスをひっかけることができるようになります。これは自己啓発本などにある、引き寄せというようなものと同じかもしれません。

  いずれにせよ、手に入れることができたときに、すんなりと生活や住居に受け入れられるものでなければ、維持することも難しいでしょう。

 

minimalist-fudeko.com

*ある人のお部屋を見たら、その人のだいたの生き方がわかる。

 →シャーロックホームズでなくとも、お部屋にあらわれる生活を見れば、おおよその人物像が伺われるということはあると思います。特に、自分の人生は自分でコントロールしていくという意思がある人は、自分の部屋を自分の支配下に置くことはたやすくできるもので、むしろ選別せずに置き続けるのは気持ちが悪いと思うようです。もし散らかっていたとしても、それは自分の意思でその現状を認めているので、我々のように「片づけなきゃ…」とうじうじしていることはありません。

  惰性で置いてある贈り物は、「なんとなく」他人の意見に左右されてしまうという習性の表れではありませんか?お客様用に綺麗なタオルを取ってあるのに、自分には何十年も使っているガサガサしたタオルを使っているのは、自分を重要な人間だと思っていないからではありませんか?

  自分の部屋を写真に撮って、喫茶店で珈琲でも飲みながら「この部屋に住んでいる人はどんな人だろう」と想像してみるのはどうでしょう。趣味・経済力・身だしなみ・ファッション傾向・経歴・生活のメインになっていること、忙しさ…

  そしてそのイメージは、自分のありたい姿と比べてどうでしょうか。

 

simple-beauty-life.com

*愛着のあるものでも、周りの人にくたびれた印象を与えてしまってはいないだろうか?

 →他人にどう見られようが気にしないという人もいると思いますが、自分がどうありたいかと、周囲にどう扱われたいのかというのは、往々にしてリンクしているものです。使い勝手のいい愛用のポーチ、着心地の良いTシャツ、書きやすいペン、気が付くとちょっと汚れたり、よれてきてはいませんか?

 糊付けしたり磨いたりして、ちょっとリフレッシュしてはどうでしょうか。お手入れが億劫という場合、実はそこまで大切に思ってはいないのかもしれません。思い切って別に取ってある新しいものと替えてみるのはどうでしょう。

 毎日使っているカバンなどは、擦り切れるほど使っている場合、新しいものを買ってみたものの、やっぱり前のが一番、となることも多いかもしれません。そういうことが多い人は、お買い物ノートを一冊用意して、歴代の鞄の良い点・失敗した点をたまに書き出して置くのもいいと思います。どんどん買い足しながら自分にあったものだけを残して管理するという方法もあるかもしれませんが、お金もかかるし、なかなかそうはいきません。あまり使わないけどもったいなくて捨てられないという、ありがちな片付かない原因を断つには(断捨離でいう、断でしょうか)入り口をコントロールする目安を自分で目に見える形にしていくのが重要ですね。

 

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*ものごとをなんでも安く済ませようとすると、人生も安上がりになってしまう。

 →ちょっとバブルで前時代的な言葉にも見えますが、「安く」というのを「時間・金・労力」というリソース全体と捉えると、納得しやすいかもしれません。

 最近、節約と思ってスーパーのPB食品を購入してみているのですが、ちょっとイマイチだなーと思って食べることが多かったりしました。他の物でもそうですが、この少しおいしくないな、ちょっと使い勝手が悪いなの積み重ねが、生活の質を下げていることにつながっているのかもしれません。

 高ければ良いというものでもありませんが、お金か、ひと手間か、あるいは探す・検討する時間をかけるなど、暮らしの質を上げるには、なんらかの対価を払う必要があります。

 人との出会いやお付き合いなどもそうかもしれません。無料・簡単で出会える、お付き合いを過剰にケチるというのは、却って自分を下げることになります。

 お部屋の中も、気が付けば何となくバラバラの100円ショップのカゴだらけで安っぽくなってたりしませんか?お金はかけられなくても、お部屋の色合いとしてどういうものにしていこうかのイメージをかためておく、いくつかのお店を見てから決める、既に買ってあれば置き方を工夫するなど、少し労力を割く努力をしたいところ。

 節制しつつもお金のかけ時を見誤らず、難しいですが、できればそうありたいものです。

 

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*人生は今日一日の積み重ね。

 →片づけではなく人生の言葉になっていますが、部屋片付けも今日一日の積み重ね、ということで。

  部屋片付けと一言にいっても、整理整頓と掃除を含んでいることがありますが、テーブルやカウンターの隅に積まれているDMやチラシは整理整頓、キッチンに出ている調味料の瓶についた汚れは掃除の領域ですね。

 毎日そこで生活している分には、じわじわと増える分そこまで気にならないのですが、余所のお宅にお邪魔した時には目につくもの。

 プチ汚部屋の掃除・片づけというと、溜まった洗濯物や食器、捨てるのが大変な大物のゴミ、断捨離が必要な衣類、などガーっと一気になんとかしたいものがいっぱいですが、むしろ毎日のちょっと拭く、すぐ捨てるの積み重ねほど、部屋の綺麗さに貢献するものはありません。

 目に見えて汚れる前に拭く、積み重ねる前に捨てる、これがなかなか習慣にならないのですが、まずは一つだけルールを作って実行してみる、というのはどうでしょうか。例えば「ポストに入ったものはテーブルに積まずに即仕分ける」というのを、一か月だけと区切って実行する。ルールは冷蔵庫に貼り、一か月経ったらはがす。ひと月ならちょっと面倒と思っても続くかもしれないし、一か月経っても定着しなければ、それはやり方が合わなかったということ。

 一気に習慣を変えるのは難しいですが、完全に定着はしなくとも、日によって今日はできるからやろう、となる程度には身につくのではないでしょうか。

 また日々の積み重ねと言えば、完全に風景になっているモノたち。かるくホコリが積もる程度で、掃除の時にはそのホコリも払われるのですが、いつの間にか色褪せ、古びているというものははいでしょうか。すっかり色あせてしまった写真やポスター、いつ開けたかもう思い出せないハンドクリームはありませんか?もし変わりたいという気持ちがあるならば、そういった風景から、変えていくのはどうでしょう。

 

www.cleanup-trashhouse.com

*過去の失敗をくよくよと思い返す時間やエネルギーがあるなら、それを未来へと向けましょう。

→ある程度の年齢になってくると、部屋の中のものの多くが、自分で選んで入手したものになってきます。もちろん買い与えられたもの、贈り物、必要で仕方なく入手したものも多いですが、それを今保管しているのは自分です。

 断捨離、と言いつつ部屋を片付けようとしている時に邪魔をしてきて、精神的体力を削ってくるのが、この「過去の失敗した買い物」たちです。組み合わせにくい服、ものの入らないバッグ、使いどころが限定されすぎる洗剤などなど。

 こういうものに出くわした時には、過去にお金を使ったのが失敗だった=捨てるのはもったいないと迷い、どうにかして使おうと四苦八苦するよりは、未来の為に次の教訓だけ頂き、さようならする方が部屋片付けには効きます。ぐずぐずと「まだ使えるし…あれと組み合わせれば…とやるよりは、「お買い物失敗ノート」を作り、「○○が楽でないと着なくなる」「コレ系の組み合わせは限定されすぎてムズカシイ」「ワンシーズンを割り切れなければ○○の服は買わない」など、自分向け教訓集を作成する方がよっぽど建設的です。

もちろん、洗剤などの消耗品は反省の為になんとか使い切るという方法もあります。

【報告】使い切りを目指すスレ【決意表明】 7 [無断転載禁止]©2ch.net

使い切ると宣言・報告したい人がこれだけいるということは、やはりそれだけ心のエネルギーが必要ということですね。

また別な活用方法を探すなどのリサイクルもあります。

kinarino.jp

 しかし本来と違う使い方は、労多くて功少なしの場合も。

 いずれにせよ捨てる決断が鈍ってるなと感じたときは、「過去」の視点になっていないか、「未来」の役に立てられる考えに変えられないか、ちょっと考えてみてはどうでしょうか。

 

www.news-postseven.com

*プレゼントや記念品でも、所有に喜びを感じられないものは、気持ちや思い出に感謝しながら、処分をしてしまいましょう。

→部屋に合わない贈り物、旅行の記念に買ったもの、たくさんあるイベントの写真。邪魔だなと思いつつも、なんとなく捨てにくい、あるいは捨てるということを今まで思いつきもしなかった品はありませんか?特に引越をしないで長年同じ場所に住んでいると、なかなか思い切った処分ができずに、なんとか収納しようと苦労していることがあります。でも例え気持ちのこもったものだとしても、それを所有し続けなければならないということはありません。贈り物は、気持ちを形にしたものではありますが、その気持ちの受け渡しの時点で贈り物としての役割は完了、残るのは普通の一つのモノです。

 それがメンテナンスする度に嬉しい気持ちになるのであれば、それはずっと心の役に立っているものなので、もちろん大切にしていって欲しいですが、そこまでの思い入れもなく、むしろ義理が勝つようであれば、感謝をしながら思い切って処分しましょう。

 黒歴史でしかない文集も処分していいし、不細工な写真も処分してよいのです。

 プレゼントなどで心理的抵抗がある場合は、写真に収めたり、白い紙で包んで感謝して捨てるなど、いつもより少し丁寧に。

minimalist-fudeko.com

 

 

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*「思い出の品」の整理整頓の為に、「現在」が犠牲になっていないか。

→分厚い旧式のアルバムが過剰に場所を取ってはいませんか?

 整理しなければ、と思いつつ溜まっている旅行写真が気になってはいませんか?

 すっかり色あせたポスターや地図が、部屋を色あせて見せてはいませんか?

前項と同じく、思い出のあるものについての言葉ですね。過去の始末をつけたる為にかかる時間・場所・労力が、現在に注力できるエネルギーを消耗していることに気が付きましょう。

捨てることができなければ、その後の管理が楽になるようにするのはいかがでしょうか。

 

写真については、みなさん対処を頑張っているようで、いくつもの記事が出てきました。

suteru57.blog.fc2.com

www.dremi.jp

・ネガを捨てる

・写真の取捨選択をする

・アルバムの形式を揃える

・デジタル化する

 また、老前整理としては、自分のベストショットを枚数を決めて選ぶという方法もあるそうです。自分が楽しむ分として最後まで持つアルバムを作るのもいいですし、子供や孫に、自分の家族のルーツを残す為に、自分の親や親族を集めた小さいフォトアルバムを作るのもいいかもしれません。

いずれにせよ「今」の為に楽しんで時間を使って整理していくのはいいですね。

ただし、写真を眺めて楽しむ気持ちよりも、ものを置く場所が足りない、掃除してキープしておくのが面倒、最後に処分する人が大変、という心配のほうが多いのであれば、それは数を減らして整理してしまうのがベスト。

さらに言えば、デジタル化したりアルバムを綺麗にするために、時間や手間、お金をかけるのであれば、むしろあっさり捨ててしまい、そのリソースを今を楽しむ為に使うのがいいのではないかというのが、この言葉ですね。

思い出を整理する為に時間を使うより、新しい思い出を作るのに時間をかけましょう!

 

 

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*それぞれの場所は本来の目的を果たしている?テーブルや机、調理台が収納庫になっていないか?

→ついやってしまいがちですが、たまにその基本に立ち返るのも必要ですね。椅子の背が鞄かけになっていたり、玄関わきがとりあえず収納になっていたり…。

手の届くところが便利なのは仕方がありませんが、こういうところが「雑然としている」という印象にしているものです。

そのような場所が収納庫替わりになってしまうということは、逆に見れば、そこの場所にあることが一番便利ということ。

その場合はそこに「計画的に」置く場所を作るというのが合理的な場合があります。

戻すべき場所ととりあえず置き場の二か所を占有する必要もなくなりますし、とりあえず置かれているのと、その場所に収納する工夫があるのでは、見栄えも断然違ってきます。

なんでも隠すすっきり収納とは違いますが、このひと工夫が出しっぱなし・置きっぱなしを防止することになります。

 

www.iris-interior.com

 

 

またキッチンも調味料や乾物が雑然と置かれているおうちが結構ありますね。

すぐアクセスできるという理由であれば、そこを置き場と改めて設定して管理方法を見直す必要があるでしょうし、収納しにくいというのであれば、例えば食器の量を見直して収納できる場所を増やすということもできるでしょう。

キッチンは汚れやすい場所ですから、できれば出してあるものは減らして、掃除しやすい環境を整えたいものです。 

 

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*これからの備えの為に、今の生活が圧迫されてはいないか。

→防災の備蓄などではなく「いつか使うかも」という懸念の為に取っておいてあるものが多くはないか、という問いかけですね。これも「今」を大切にしようという言葉です。

大きい一戸建てだと、人が泊まりに来るようになるかもしれないと、何組もお布団がある場合があります。もともとは親戚が集まる機会が多かったので、若夫婦の家にもお布団をしっかり準備させるということもあったかもしれません。

ただ衛生に気を付けるようになった現在では、しまいこんであるお布団よりは、レンタルの方が毎回クリーニングされており清潔といった認識がされていたりします。

www.sodateru-blog.com

手配に自信のある方は、最近は24時間受付になっていることもあり、喪服もレンタルにするようですね。これはいつの間にか体型が変わっていたり、デザインがあまりにも古いなど、いざという時の為のものが、いざという時には合わなかったという、よくあるダメエピソードですが、最近は便利になったものです。

また子供や孫が大きくなった時の為に、というものも贈る相手が喜んでくれるかというと結構難しいものです。

papimami.jp

断捨離などと言って思い切って捨てる時には、後になって「あれを取っておけばよかった」が発生することもありますが、結局もし持っていても「やっぱり合わなかった」ってなっていた可能性が高いのです。思い出は美化されやすいものですから!

 もし家の物置を見て「使うかも」が多い人は「プレッパーズ」という番組を見てみるといいと思います。彼らを備えすぎではと思えるならば、あなたの家の物置も少しすっきりできることと思います。

 

 

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*物を捨てるのを躊躇うのは、後悔するのではと恐れるから。しかし処分することで得られる自由は、後悔するリスクの何倍もの価値がある。

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(編集中)